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がん(悪性腫瘍)


1、がん(悪性腫瘍)のおこるしくみ

(細胞が増えていく仕組み)
・・・正常細胞の場合

人間の体は、約60兆個の細胞で、できています。この細胞の核のなかには、DNAやRNAという核酸と呼ばれるものがはいっています。

このうち、DNAには、遺伝情報が備わっており、この情報をRNAが読み取って、新しい細胞作り出していくのです。
  (これを、セントラル・ドグマ〈生命の中心原理〉と呼びます。)

このような遺伝情報の伝達によって、骨の細胞は骨を作り筋肉の細胞は筋肉をつくりだします。まちがっても、肝臓の細胞が胃を作る、ということはありません。

(ガンの発生・・・暴走する細胞)

正常な細胞は、遺伝情報にのっとって、適正に増殖し、ある段階で、その増殖は止まります。

しかし、何らかの理由でDNAの遺伝情報に欠陥が生じると、その間違った情報が、間違ったままで、どんどん伝えられていきます。

こうなると細胞はとめどもなく増殖を続け、正常な細胞をおびやかすがん細胞となってしまいす。

以上が、「がんのおこる仕組み」ですが、その原因については、まだ、よく解明されていない、というのが本当のところです。

(がんの原因)
・・・発がん物質・放射線・ウィルス

  
現在のところ、一部の化学薬品やタバコ、アスベスト、食品などの発ガン物質や、放射能、紫外線、ウィルス、そして活性酸素などが原因として考えられています。
     
とくに、「活性酸素」は、ガンの直接原因になるだけでなく、ガン細胞を増殖させる原因にもなると考えられています。
 
自然に生じるDNAの複製エラー説(DNA突然変異説)
また最近の説では、「自然に生じるDNAの複製エラー」というのが、かなり有力な説になっていますし、「発がん物質」も、現在では、「細胞障害性・炎症性」と、「DNA遺伝子直接障害性」とに
分類されているようです。
(注)人間のDNAは、約10億回に1回、ミスをするといわれています。


細胞には、その遺伝情報が障害を受けても、それを修復する能力があります。
ですから、障害を受けた細胞のうちで、修復できなかったごく一部の細胞だけが、がん細胞となっていきます。
2、がんの転移の仕組み
  
とめどもなく増え続けるがん細胞は、一か所にとどまることなく、そのまま放置しておくと、全身へ広がっていきます。

これを転移といい、その経路によって次のように分けられます。

(1)リンパ行性転移
  
初めにできた病巣(原発巣)から、がん細胞がリンパ管を通って転移していくものです。
 
リンパ節には、その要所要所にリンパ節がありますが、実は、ここがガン細胞のたまり場になりやすいのです。
  
だから、ガンを手術で取り除く際には、近くのリンパ節も取り除かねばなりません。

(2)血行性転移

がん細胞が血管を通って転移していくもので、腎ガンや前立腺がん、骨肉腫によく見られます。

(3)播種性転移(はしゅせいてんい)

がん細胞が、腹腔などの体腔内に湿潤し、その体腔内の臓器をおかすものをいいます。
  
3、いろいろな がん

〈消化器系のがん〉

[食道がん]・・・男性の、特に、高齢者に多いがんです。胸部食道が大部分を占めます。

[胃がん]・・・日本人に多いがんだといわれています。ピロリ菌が主な原因だと考えられています。
それに加えて、日本食は、塩分が多く、かつ、ビタミンAが少なく、ビタミンA不足による胃粘膜の弱体化が誘因となっているのではないか?とも考えられています。

最新の情報(2009.12月)では、ピロリ菌の除去などによって、日本人に胃がんは減りつつあるといわれています。

[大腸がん・直腸がん]・・・最近増えてきたがんで、直腸がんでは、肝臓への転移が多く起こります。

脂肪食を多く取るようになった食生活の変化が、原因ではないか?と考えられています。(高脂肪食→胆汁の分泌過多→大量の活性酸素の発生〈胆汁を分解するときに大量発生〉→大腸がん・直腸がんの発生)

[肝臓がん]・・・胃がん・肺がんに続いて、がん死の第3位を占めていますB型肝炎ウィルス、C型肝   炎ウィルスがおもな原因となります。

[膵臓がん]・・・早期発見が難しいがんのひとつです。

泌尿器系のがん

[腎臓がん]・・・女性よりも、男性のほうに多く見られます。

[膀胱がん]・・・これも、男性に多くみられるがんです。

〈感覚器系のがん〉

[皮膚がん]・・・紫外線や、皮膚への刺激が、遺伝子を傷つけ発生するのではないか、と考えられて   います。

〈呼吸器系のがん〉
[咽頭がん]・・・・男性に多いがんです。

[肺がん]・・・タバコやアスベストが原因と考えられています。

〈女性特有のがん〉
[乳がん]・・・食生活が以前と変わり、脂肪分を多く摂るようになったことで、増えてきたと考えられています。
  
乳がんは、女性ホルモンとの関係が強く疑われています。
食生活の改善により、初潮年齢が下がったことと、以前に比べ子供を産む回数が減ったことによる、一生涯に産生する女性ホルモンの量が増えたためではないか、とも考えられています。

[卵巣がん]・・・これも、最近増えてきた女性特有のがんです。

[子宮がん]・・・女性性器のがんでは一番多いがんです。
子宮体がんと子宮頚がんに分かれます。  ≪さらに、詳しく見る≫
子宮頚がんの予防ワクチンが、2009年11月には、厚生労働省の承認が得られました。

〈男性特有のがん〉
[前立腺がん]・・・発がんには、男性ホルモンの影響があると考えられています。これも、食生活改よる高栄養が影響しているのではないか、と考えられています。

[陰茎がん]
・・・比較的、まれながんです。

[睾丸のがん]
・・・さまざまな、種類があります。


4、がんと食事
  食事とがんとの間には、密接な関係があると思われます。
  しかし、多くの玄米菜食主義者やマクロビオティっクを実践されている方が言うように、食の欧米   化が、即、がんの発生につながるかというと、そうでもありません。

  イギリスの疫学者ドルは、人のがんの原因の第1位に食物・栄養を挙げ、その割合を、約35%と  見積もっています。

≪ヒトのがんの発がん因子(ドル博士らによる見積もり 1981年)≫  
      食べ物・栄養        35%
      タバコ       30%
      職業        4%
      アルコール        3%
      放射線・日光        3%
      環境汚染        2%
      医薬品・医療        1%
      食品添加物        1%以下
      工業生産物        1%以下
      生殖および性習慣        7%
      感染症および不明       13%

したがって、上図からわかるように、ヒトのがんを減らす上で最も効果的な方法は、タバコと食物・栄養に関するがん予防策を確立することである。

たばこに関しては、禁煙すればよいのであるが、食物・栄養については何が、がんの原因かがよくわかっていないため、確かな対策を立てることができない。
  (詳しくは、別項の「食養生」の「がんと食事」をご覧ください。)

5、がんの原因

①職業がんとその原因物質

がん研究の複雑さの原因の一つは、原因と結果が1対1に対応しないことであるが、「職業がん」と呼ばれるがんはほとんどの場合、原因と結果が1対1の関係にある。それは、職業がんは発がん物質に濃厚に接触する職場環境で起きるため、がんの原因物質を突き止めることが比較的容易だからである。そのため、職業がんが、がん研究の歴史の扉を開くことになった。
●煤(すす)がん
(がん 追記)

ガンとタンパク質P53●
がんにもタンパク質がかかわっている。がんは世界で毎年1100万人以上が新たにかかる病気で、日本では1981年以来、死因1位を占めている。
ヒトの体を作る約200種類の細胞は、すべてがん化しうるといわれているが、がんにかかりやすい組織は、肺、大腸、乳房(女性)、前立腺(男性)などである。

なかでも、肺がんはもっとも予防しやすい疾患といわれている。
肺がんの原因は、世界の男性の8割、女性の半数は、喫煙だといわれている。

将来、がん化する異常細胞は、普通、アポトーシスによって、自然に死ぬ。しかし、中には異常な増殖をし始めて、「がん」を引き起こすことがある。

細胞の生死を司る多様なタンパク質の中でも、p53タンパクと名付けられたタンパク質の異常が、がんには必ず関係している。

p53はDNAに結合するタンパク質で、細胞のアポトーシス(自然死)を引き起こさせる働きをもつ。

正常な細胞では、p53は発現していないが、DNAが損傷を受けると発現して、細胞をアポトーシスへと向かわせる。

しかし、p53に変異が起きてしまうと、異常細胞をアポトーシスにより取り除くことができなくなる。アポトーシスできない細胞は、やがて、がんになる。

(以下は、分子栄養学から、考察したものです)
p53は、「タンパク質」で、できている。ということは、新陳代謝をするということである。古くなったp53タンパクは壊れ、新しいp53タンパクを作る。その時に、すぐそばに必要なタンパク質がなければ、作ることができない。

p53タンパクを作ることができなかったり、時間がかかった場合、異常細胞はアポトーシスせずにそのまま変異をして、やがてがん化すると考えられる。

分子栄養学において、高たんぱく食が必要な理由は、ここにある。良質の高たんぱく食が、必要な時に、必要とする場所で、必要な量だけあれば、即座にp53タンパクを作ることができるわけである。

また、p53タンパクは、活性酸素にも弱い。活性酸素の除去がうまくできないと、活性酸素にやられてしまう。活性酸素にやられたp53たんぱくは、正常な働きができなくなり、これも異常細胞ががん化する原因になる。

活性酸素を除去するためには、ビタミンCやE、βカロチンやフラボノイド、ポリフェノールなどの抗酸化物質が有効である。
  
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